水いぼ(伝染性軟属腫)の治療について~ワイキャンスという選択肢~
皆さまこんにちは。白鳥皮フ科クリニックのスタッフです😊
お子さんの皮膚トラブルの中でもよくご相談いただくのが「水いぼ(伝染性軟属腫)」です。
最近は季節的にもご相談にいらっしゃる方が多くなってきました。
「自然に治ると聞いたけど、このままで大丈夫?」「もうすぐプールも始まるけど、入ってもいいのか?」と不安に思われる保護者の方も多いと思います。
今回は水いぼ治療として今年から開始した「ワイキャンス外用液」について、実際に当院でも治療を開始してみて感じたことも交えながらご紹介します。
■水いぼってどんな病気?
伝染性軟属腫いわゆる水いぼはウイルスによる皮膚の感染症で、特に小さなお子さんに多くみられます。
お子さん同士の肌の触れ合いやタオルの共有などをきっかけにうつることがあり、気づいたときには数が増えていることも珍しくありません。
免疫がつけば自然に治ることもありますが、数が増えたり、痒みで掻いて広がってしまったりするケースもあります。
■従来の治療
これまで一般的だったのは、専用のピンセットで水いぼを一つずつ取る方法です。
ただしこの治療は、
・痛みを伴う
・お子さんが怖がってしまう
といった点があり、当院でも泣いて動くお子さんをなだめながら進めることが多い処置でした。
■ワイキャンス外用液を使用した治療
最近では、「ワイキャンス」という外用液を使用した治療も選択できるようになりました。
これは、皮膚に塗るタイプの治療で、水いぼのところに薬を塗ってわざと水ぶくれをおこし、治療していくという方法です。
看護師として感じるメリットは、
・処置中の痛みが少ない(処置への恐怖が少ない)
・お子さんへの負担が軽い
といった点です。
特に小さなお子さんや取る治療が苦手という方には、ひとつの選択肢になると感じています。
デメリットとしては、
・水ぶくれが破れた際にお子さんが痛がることがある
・稀にかぶれをおこす方がいる
といった点があります。
いずれにしても、効果の出方には個人差があるため、医師と相談しながら治療方法を選ぶことが大切です。
現在、水いぼの治療にはいくつかの選択肢があるので、「早く取りたい」「できるだけ痛みを避けたい」など、ご家庭ごとの考え方に合わせて選ぶことができます。
当院では、お子さんの様子や保護者の方のご希望を伺いながら、無理のない治療をご提案しています。
気になることがあれば、お気軽にご相談くださいね。
ワイキャンス外用液についてはこちら
水いぼについてはこちら
