アトピー診療へのこだわり

アトピー性皮膚炎を専門としておりますので、小児、成人問わずアトピー性皮膚炎の初診の患者さまには時間をかけて病気、治療の説明をいたします。
問診を通して日々の生活のなかの悪化要因をあぶり出し、それに対する対応を指導しております。
正しい知識をお伝えし、理解した上で日々のスキンケアをすることが軽快への近道と考えています。

重症で他院では対処の難しいアトピー性皮膚炎の方を専門としていますので、お困りの方はご来院ください。脱ステロイド療法全盛の時代も経験しておりますので、ステロイドについていい点、悪い点も含めて説明します。病気、疑問点があれば、遠慮なく質問してください。長い経験から得た知識を生かして、お答えしていきます。

当院の患者さまの多くがアトピー性皮膚炎です。
この名古屋で、アトピー性皮膚炎を専門とする医師として、民間療法や疾患、治療の間違った理解により重症化した患者さまの最後の砦になれるよう日々の診察にあたっております。疑問に思ったことは遠慮なく質問してください。これまでの経験、知識を生かしてアドバイスいたします。

土曜日は混み合いますので、初診の方は平日に来院していただいたほうがゆっくりとお話できると思います。

全国誌でアトピーの名医50人に選ばれました。

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎とは、生後2~3ケ月頃に顔から始まり、徐々に体や手足に広がり、肘・膝の内側などに治りにくい湿疹が生じて慢性的に続くものです。
非常にかゆいのが特徴です。小学生高学年になると自然に軽くなり、殆ど治ってしまう人もいますが、最近は大人になっても上半身や顔の湿疹がなかなかよくならない人も増えてきました。
また、小児期以降のアトピー性皮膚炎では、皮膚の乾燥症状がよくみられます。
一般に、皮膚のうるおい(水分量)は皮脂・天然保湿因子・角質細胞間脂質という3つの物質によって保たれていますが、アトピー性皮膚炎になると、特に角質細胞間脂質という物質が減ってしまい、皮膚が乾燥すると考えられています。
乾燥肌を放置しておくと、湿疹がますますひどくなってしまいますので、こまめなお手入れが必要です。

アトピー性皮膚炎の原因

アトピー性皮膚炎になる原因は、完全には明らかになっていません。
しかし、遺伝性に皮膚の乾燥とバリアー機能の低下(外からの刺激で簡単に湿疹を生じる皮膚の質)があり、アレルギーを起こしやすいアトピー素因を持つ人に、汗やホコリの刺激、食事やダニのアレルギー、精神的・肉体的ストレスが悪化因子となって生じると考えられています。

アトピー性皮膚炎になりやすい人

アトピー性皮膚炎は、アトピー素因を持つ人によくみられる病気です。
アトピー素因とは、家族や本人が気管支喘息やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などにかかったことがあるとか、食事やダニなどに対してアレルギー反応を示しやすい体質のことです。

アトピー性皮膚炎の治療法

当院ではアトピー性皮膚炎の説明希望と言っていただきますと、約10分程度アトピー性皮膚炎についての説明をさせていただいております。その後、わからない点を質問していただき話し合いながら検査、外用、内服治療、漢方治療などを行っております。
また、アトピー性皮膚炎のかゆみのコントロールのためにナローバンドUVBによる光線療法も行っております。

光線治療についてはこちら

アトピー性皮膚炎のお薬

アトピー性皮膚炎の治療には、発疹・赤み・かゆみを引き起こすヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン薬(のみ薬)と、皮膚の炎症を抑えるステロイド外用薬(ぬり薬)を使います。
但し、抗ヒスタミン薬には「眠気」という副作用が、ステロイド外用薬には、「にきび・おでき・多毛」などの副作用がでることがありますので、使い方には十分に注意を払い、症状が変わったと感じたら、すぐに医師に相談して下さい。
眠気がゼロの内服薬もございますので、ご希望の方はお気軽にお申し付け下さい。
※当クリニックでは、漢方薬による治療も行っております。診療時にご相談下さい。

アトピー性皮膚炎のスキンケア

1.薬を正しく使いましょう。

医師に処方された薬を正しく使いましょう。間違った使い方をすると症状が悪化してしまうことがありますので、十分注意して下さい。

2.お肌をいつも清潔に保ちましょう。

汗や汚れは、すぐに洗い落としましょう。汗をかくと刺激物質が入りやすくなりますし、汗自体が肌を刺激してしまいます。

3.石鹸をよく泡立てて、優しく洗いましょう。

石鹸はお肌にやさしい、弱酸性のものを使いましょう。ナイロンタオルを使ったり、ゴシゴシ洗ったりすると肌に刺激を与えてしまいます。シャンプーや石鹸はよく洗いながしましょう。

4.お風呂はぬるめにしましょう。

熱いお風呂に入ると、かゆみがひどくなります。ぬるめのお風呂に入りましょう。
※長風呂は禁止です。
また、お風呂の後には、肌が乾く前に保湿剤をたっぷり塗りましょう。

5.掻かないように我慢しましょう。

過度の暖房・乾燥・飲酒・長時間の入浴は体がほてるので注意しましょう。かゆい時は患部を冷やしましょう。
つらいかゆみを抑える方法を知って、掻かないようにガマンしましょう。
掻くと症状が悪化してしまいます。
また、爪も短く切りましょう。

6.刺激の少ない肌着・衣類を選びましょう。

皮膚を刺激するとかゆみがひどくなります。肌にふれるものは、吸湿性のよい木綿を使うようにしましょう。
また、洗濯物はよくすすぐようにしましょう。

7.こまめにお部屋を掃除をしましょう。

ダニ、カビ、ハウスダストはアトピー肌の大敵です。お掃除をこまめにして、お部屋をいつも清潔に保ちましょう。

8.ストレスを溜めないようにしましょう。

ストレスは肌のコンディションを悪くします。また、ストレスから無意識に皮膚を掻いてしまうこともありますので、ストレスをためないようにしましょう。