手荒れ・手湿疹について

もともと手や指先には脂を出す腺が少なく、かさつきやすい場所です。
そこへ、石鹸や洗剤などをつかった水仕事や伝票整理などで手先に繰り返し刺激が加わることによっておこります。
手先を中心に乾燥とかさつきが生じ、進行すると指全体、手のひらに赤み、かゆみが広がります。ひどくなるとひび割れをおこし、痛みが出ます。

中日新聞の生活Q&Aに掲載されました。

新聞掲載

手あれ・手湿疹の治療法

乾燥肌、現在アトピー性皮膚炎のある方はもとより、今は良くなっているけれど、子供のころにアトピー性皮膚炎だったという方にも多いです。
かさかさ肌にうるおいを与える保湿剤、赤み、かゆみをおさえる外用剤、内服薬を組み合わせて治療します。

手荒れを予防するには

医師の処方した薬を正しく使いましょう。

薬には、皮膚にうるおいを与えたり、かゆみを抑えたりするもの、湿疹を抑えるもの、又ひび割れにはテープ(薬が塗られているテープ)などがあります。
医師の説明を十分聞き、症状に応じて正しく使うことが大切です。

手や指への負担を減らしましょう。

仕事柄どうしても水や薬品などを使うことが多い方でも、なるべく手や指への負担を減らすようにしましょう。
木綿の手袋をしたり、水仕事をする際はその上からゴム手袋をするなどし、水や洗剤に直接触れる機会を減らすことが大切です。

手を洗いすぎないようにしましょう。

何度も手を洗うと症状が悪化してしまいます。
洗いすぎには注意しましょう。(お湯は水よりも皮膚のうるおいを取り去ります。出来るだけ水で洗うようにしましょう。)

症状が良くなっても、油断しないようにしましょう。

薬や普段の生活を心がけることで症状がよくなったとしても、油断は禁物です。
スキンケアは続けるようにしましょう。
一般に、冬にひどくなり、夏はよくなることが多いようです。