キズパワーパッドの正しい使い方⭐
こんにちは。白鳥皮フ科クリニック看護師です。
本日はキズパワーパッドの正しい使用についてお話ししようかと思います。
最近診察前にご自身でキズパワーパッドを貼っていただく方が増えています。傷が早く、かつ綺麗に治ると宣伝されるようですが、正しい使い方を知らないと、逆に傷口を悪化させてしまうこともあります。
まず、キズパワーパッドが適している傷は
⭐擦り傷や浅い切り傷➡擦り傷(創部がきれいな状態に限る)や何もせずにすぐに出血が止まった浅い切り傷は、キズパワーパッドの湿潤環境で早く治癒し、綺麗な仕上がりになります。注意する点は出血が続くような深い切り傷にはキズパワーパッドは適しておりません。
⭐靴擦れ➡小さな水ぶくれや小範囲のものが適しております。靴擦れ部分を保護し、痛みを和らげる効果もあります。周りが赤く炎症を起こしている場合は適しておりません。
と万能ではありません。むしろキズパワーパッドを貼らないほうがいい傷もあります。
キズパワーパッドを貼らないほうがいい傷
✖深い傷や出血がある傷➡深い切り傷や出血が止まらない傷には使用不可です。皮膚科を受診しましょう。
✖膿が出ている傷➡傷口が感染を起こしている可能性があります。膿が溜まっている場合は、パットで覆うことでさらに細菌が増えて感染が悪化する可能性があります。抗生剤を飲んだり、外用剤を処方しますのでこちらも皮膚科に受診しましょう。
✖水泡ができている火傷や、広範囲の火傷
キズパワーパッドを貼る前は必ず、創部を清潔に洗ってしっかり乾燥させる(水気を取る)ことをしてください。
創部が汚い場合は自己判断をせずに、医療機関を受診しましょう。
これからの時期は湯たんぽやストーブを出して、きづかないうちに低温熱傷を起こして受診の方も増えてきますが、低温熱傷は深い傷のことが多いです。この場合はガーゼをふんわり当てて必ず医療機関を受診しましょう。
