くちびるの荒れ👄

急に寒くなってきましたね。気温と湿度の低下により唇の荒れの相談が増えています。唇は通常の部位と違い皮膚が薄く、乾燥しやすい部位です。唇が荒れるとひび割れして皮がむける、出血するなどの症状が現れます。

秋冬は特に空気が乾燥する季節ですが、空調をよく使う時期も屋内の空気が乾燥して唇が荒れやすくなります。唇の荒れには乾燥以外にも原因があります。乾燥を和らげようと唇をなめると唾液が蒸発する時に唇の水分も一緒に蒸発させてしまい、さらに乾燥してしまいます。口呼吸、ドライマウスなども唇が乾燥する原因となります。また体内の水分が不足すると肌の水分不足にもつながり、ターンオーバーが乱れて乾燥しやすくなります。

表皮を形成するために必要な栄養素はビタミンB2、B6です。そのためビタミンB2、B6が不足し皮膚のターンオーバーが乱れると、唇が荒れる原因となります。

内臓の不調が原因の場合もあります。胃腸、肝障害や腸内環境の悪化が原因でビタミン不足になると唇が荒れやすくなります。腸内環境が悪化すると善玉菌の役割の一つであるビタミンB群を作る働きが抑えられてしまう為です。

唇は他の皮膚に比べてメラノサイトが少ない為、紫外線によるダメージを受けやすい部位です。

口紅やリップを落とす時の摩擦や、唇に合わないものを使っても荒れる原因になります。

また過度なストレスや疲労も荒れる原因となります。原因は様々ですがまずは保湿をする、UV機能付きのリップクリームを使用する事やこまめな水分補給、ビタミンB群、E、鉄分亜鉛などの栄養素を摂取したり加湿することを心がけましょう。それでも荒れが改善しない場合は治療が必要になります。弱いステロイドと保湿剤で治療することが一般的です。また単なる乾燥による荒れだと思っていても口唇ヘルペスやカンジタ症など別の疾患の場合もあります。

症状が続く時は、一度医療機関でご相談下さい。