👏手荒れ・手湿疹👐
こんにちは。
名古屋市熱田区の白鳥皮フ科クリニック院長の林です。
インフルエンザで学級閉鎖という話も聞くようになりました。
まさに冬本番という感じですね。
寒くなると手のあれ、かゆみで来院される方が増えます。
子供のころにアトピー性皮膚炎があったけれど最近は落ち着いている、
という方でも、冬の手荒れの症状だけが残る方も多いです。
夏に比べて冬は皮膚が乾燥し、バリア機能が落ちる上に、
お湯を使って家事をしたり、年末に向けて大掃除などで手が荒れる機会が増えます。
市販の保湿クリームはかさかさとした乾燥には有効ですが、
かゆみや赤み、ぶつぶつやひびわれなどの炎症症状が 出てきたら受診しましょう。
炎症を抑える塗り薬や亀裂を保護するテープ剤などで症状を改善させることができます。
薬を塗ることも大事ですが、手を乾燥、刺激から守ることも大事です。
洗濯ものを干す、たたむ、掃除機をかけるなど家事をするときは、
できるだけ薬を塗って綿素材の手袋をしましょう。
汚れが気になったら手袋をとりかえるようにして、
手を石鹸で洗う回数を減らしましょう。
洗いものをするときは直接ゴム手袋をせず、
綿手袋の上にゴム手袋をはめて蒸れやゴムの刺激から手を守りましょう。
ホームページのほうにも手荒れについて書かせていただいております。
ご参考になさってください。
面倒ですが日々の手入れで症状は改善します。