~虫刺され~🐝
こんにちは。
名古屋市熱田区、白鳥皮フ科クリニック院長の林です。
暑い日が多くなってきましたね。
昨日の夜は、耳元でプーンと嫌な羽音がして夜中に目が覚めました。
蚊の季節の到来です。
一般的に蚊に刺されると、
ぷくっと赤くはれてかゆくなる即時型の反応が出て、
その後発赤や水ぶくれができたりする遅延型の反応が出ます。
お子さんだと小児ストロフルスと別名で呼ばれるほどポンポンにはれる方も見えます。
逆にお年寄りは同じ蚊に刺されても反応が出ないこともあり、
蚊に刺されたときの反応は個人差が大きいです。
皮膚科で蚊に刺されたときのお薬が処方できます。
刺されたら、すぐにお薬を塗ることでかゆみが収まり、
秋冬まで蚊に刺された跡が黒ずんで残ってしまうことも防げます。
小さなお子さんは、
「掻かないでね。」
といってもかきむしってしまい、
虫刺されがジュクジュクしてとびひ(伝染性膿痂疹)に
なってしまうこともあります。
そうならないように、かゆみ止めの飲み薬もあります。
大人の方でも、去年の虫刺されが慢性湿疹になってしまい未だにかゆいですとか、
虫刺されのあとの黒ずみに悩まれる方も多いです。