小児皮膚科学会その1~『ゾレア』

 

こんにちは、名古屋市熱田区、白鳥皮フ科クリニック院長の林です。
先日、同期の愛知医大皮膚科の渡辺教授と一緒に、小児皮膚科学会に行ってきました。

今日は、蕁麻疹の治療をご紹介します。
突発性慢性蕁麻疹の注射による治療薬「ゾレア」が昨年の3月より保険適応になりました。

「ヒト化抗IgEモノクローナル抗体製剤」といい、注射でアレルギー反応をブロックすることにより、炎症を元から抑え、蕁麻疹の症状を改善するお薬です。

<ゾレアが適応になる方>
●抗アレルギー剤などの治療を行っても効かず、原因不明の蕁麻疹が一か月以上続く方。
(アレルギーの蕁麻疹には適応がありません)
●12歳以上の方

<ゾレアの欠点>
●治療費が高い(一定額以上は医療費が免除されたり、税金が安くなる場合があります)
●注射を打っている間は症状が緩和されるため、やめ時が難しい
など、アトピーの治療薬「デュピクセント」と同様です。
※デュピクセントについてはこちら。

<接種について>
通常、4週間に1回づつ投与します。

名当院ではゾレアの治療は行っていないので、希望の方は大きな病院を紹介しております。